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| <vol.38>IT情報化と経営判断スピード |
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=================================== 2004年04月13日<vol.38> 発行:フルデジット Inc. 今日の金沢の天気:晴れ時々くもり よい天気が続いています。最高気温17度 過去1週間の天気:桜の時期に安定した晴れの日が続きました。 ■■■■□■■■□□■□□□■ ■□□□□■□□■□■■□□■ ■■■□□■□□■□■□■□■ Full Digit Newsletter ■□□□□■□□■□■□□■■ IT Business Newsletter a Week ■□□□□■■■□□■□□□■ =======================http://www.fulldigit.net/ 先日、東京出張して初めて東京メトロ(旧営団地下鉄)に乗りました。営団地下 鉄時代のつぶれた「S」マークみたいのから、マクドナルドのような丸い「M」マ ークに変わり、今まで慣れていたせいもあって不思議な感じがしますね。 これも民営化の一環ということになるのでしょうが、民営化されて何が変わった かと言われても今のところ看板が変わっただけ.. としか感じなかったのですが 、他にもあるのかな?(^^; パスネットの導入や私鉄の乗り入れなど、どんどん便利になってきてはいるのに 、同じ地下鉄の都営地下鉄では料金が別々にかかるのは利用者にしてはなんとも もどかしく感じます。 民営化するときに都営線も一緒に民営化してくれれば、 もっと便利になったのに..。 お役所が違うとうまくいかないのでしょうね。(^^; もっとシームレスに乗り換えできることを望むばかりです..。 ---------------------------------------------------------------------- ○IT情報化と経営判断スピード ---------------------------------------------------------------------- IT化の波によって、いろいろな情報が共有できるようになりました。インターネ ットはその際たるものですが、企業内においてもインターネット技術を使って情 報共有が進んでいる訳です。グループウェアやイントラネットの仕組みはその代 表的なものですね。外向けにはCRMやEDIなどなど、いろいろな情報共有技術があ るわけです。今日ではほとんどのソフトウェアがWeb技術を利用しているので、 一見すると情報を集約的に管理できるように思われますが、実際にはそのように なっていないという声を多く聞きます。 Webブラウザはhtmlという共通言語を使えば、どのようなクライアント環境にお いても同じ内容を閲覧することが出来るという利便性がWeb技術をどんどん広げ たわけですし、それによって簡単にリンクを張るだけで情報を導きやすくなった のも事実です。 しかし、「簡単に情報を発信できる」「簡単に情報を取得できる」のメリットは 、「溢れる情報の中から、どのようにして必要な情報だけを収集するか」、「得 た情報をシェアするか」という疑問(問題)を作ってしまいました。 つまり、情報が多すぎて個人にとって「必要な情報」「不必要な情報」をうまく 切り分けることが難しくなったのです。 この現象はインターネットだけではなく、企業内における情報共有にも起きてい ることです。 一部の企業(組織)ではこういった問題に対して、社内運用と独自の運用システ ムを経営サイドも含めて全社員が共同で作り上げたところもあります。このよう なケースの場合は、全ての社員が自発的になりますから、情報共有とその情報の 判断スピードが飛躍的に高まります。 かなり前ですが、花王株式会社を見学させて頂いた事があります。 まだグループウェアもあまり世に騒がれていなかったころから、経営サイドと社 員が一丸となって社内の情報化を進めた会社でもあります。「自らの情報システ ムは自らが作る」といった考えはとても感銘を受けました。 既に箱であるコンピュータシステムと人が関係する運用システムを同時に開発し ていたからです。現在、この企業の社内情報システムがどのよう発展したのかは 知ることはできませんが、自ら開発するというスタンスであればより自由度が高 く、時代に合わせた意思決定が効率的に出来ているのは、多分間違いないでしょ う。企業文化にまでなっていることを感じることができましたから...。 こういった先進的な企業を除くとほとんどの企業は、社内の情報共有は進めたも のの、「データは貯まるが利用はされない」という問題を抱えています。 このような企業に共通して言えることは、経営サイド若しくは営業戦略を考える 管理職が情報共有を自らの判断のために導入するという意識が薄いのです。 ITバブルが崩壊して久しいですが、その原因はやはり使う側の意識だったのでし ょう。器(システム)だけ導入すれば、「業務が効率化される」「経費節減にな る」というのは、ある種の幻想とも言えます。生産システムではある程度の効果 を示しますが、知識情報システムには全く当てはまらないことは、多くの人が感 じたことでしょう。 システムより社員及び経営者の意識改革こそ、システム利 用の第一歩ということになります。 今の時代ほど、経営判断のスピードが求められる時代もありません。先に動いた 企業だけが勝ち残り、その他の企業は負け組と言われる時代になってきています 。そう言われるようになったのは、この氾濫する情報をうまく利用できた企業と そうでない企業の差が、非常に開いてきたことが原因だとも考えることができま す。 「己の敵は己自身」と言いますが、「企業の敵は、その企業自身」なのかもしれ ません。 競合他社を分析するのももちろん大切なのですが、企業内部で得る情報をどう戦 略情報に利用するかが、これまで以上に重要になってくるのでしょう。 IT化によって変わらないといけないのは、結局、「人」ということになりますね 。特に経営者や営業戦略を考える管理職がまず最初に自らが動くといったところ でしょうか..。 ---------------------------------------------------------------------- ○コラム -巨大なネットワーク研究施設- ---------------------------------------------------------------------- 先日、ある人の紹介で、北陸IT研究開発支援センターに行ってきました。 北陸IT研究開発支援センターは、独立行政法人 情報通信研究機構(旧通信・放 送機構)が設置した共同利用型の研究開発施設です。 http://www.hokuriku-it.tao.go.jp/ 立派なネットワーク施設があると以前、耳にはさんだことはありましたが、敷居 が高くて私達みたいなベンチャー企業が使えるわけがないと思っていたので、最 初から「参考までに..。」という感じで聞いていました。(^^; だって、クライアントマシン512台がラックマントに整然と並びATMスイッチ、 LANスイッチ、クライアントマシンをネットワークコントロールを集中制御でき る端末があったり、ロードバランサーやトラフィック生成装置まで装備されてい る施設なですから..。 あっ、テラ級のHDDを持ったデータ解析専用のサーバーもありました。(^^; 一通りの説明を聞いた後、「すごいですね。(^^;」としか言いようがなかったの だけど、説明頂いた方から「協議会の会員になって頂ければ、空いている日には 無料で使えますよ」だって..。(^^; 私 :へ? この環境を全部ですか? センター員:そうです。 私 :でも、サーバーなどの持ち込みなんてできないんですよね。 センター員:いいえ大丈夫ですよ。企業の方は皆さんお持ちになられますよ。 私 :結構費用がかかりますよね。 センター員:会員になるには一口5万円になります。 一口でもいいのですよ。 私 :え? 本当にそれでこの環境が使えるのですか? センター員:そうです。 凄い話しです。この施設が出来たのは知ってはいましたが、利用料が1日当たり (時間当たり?)5万円から10万円と以前見たことがあったので、最初から頭に もなかったのです。 もちろん正規の利用が優先されるされるのはあたり前ですが、利用促進協議会の 話しでは、比較的空いていて、もっと利用率が上がることを望んでいるというこ とでした。 私達みたいなネットベンチャーでも使えるわけですから、どんどん利用したいで すね。小さな企業でも大企業に負けない研究施設を利用できることで、品質の高 いものを世に送り出すことが出来ますし..。 国の機関ではありますので、商用利用は出来ないのは当然としても、研究開発目 的であれば、企業も利用できるといったところがとても素晴らしいことです。 ちょっとワクワクしてきました。 その日、気持ちが高揚して、スキップして帰ったのでした。(笑) ─────────────────────────────────── about FDNニュースレター ─────────────────────────────────── 発行元 : フルデジット Inc. http://www.fulldigit.net/ 発行責任者 : 矢野雄章 ---------------------------------------------------------------------- 購読登録・解除: http://www.fulldigit.net/newsletter/index.html ---------------------------------------------------------------------- 発行システム : PSPINC - NewsMAIL IV http://www.jp.newsmail2u.com ---------------------------------------------------------------------- FDNの過去のニュースレターは下記のサイトでご覧になることができます。 http://www.fulldigit.net/newsletter/index.html Email アドレスの変更は、解約後、再度ご登録ください。 許可なく、複製、複写、回覧を一応禁止としておきます。 と言いながらも知らせて頂ければ、OKです(^^; ─────────────────────────────────── |





