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| <vol.54>新撰組と現代の組織論 |
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=================================== 2004年08月03日<vol.54> 発行:フルデジット Inc. 今日の金沢の天気:晴れのち曇り 今日も一日暑そうです。 最高気温34度 過去1週間の天気:大変暑い日が続いています。 ■■■■□■■■□□■□□□■ ■□□□□■□□■□■■□□■ ■■■□□■□□■□■□■□■ Full Digit Newsletter ■□□□□■□□■□■□□■■ IT Business Newsletter a Week ■□□□□■■■□□■□□□■ =======================http://www.fulldigit.net/ 暑い。暑いですね。台風(熱帯低気圧)が日本海に入ってしまったおかげで、北 陸はフエーン現状が発生してしまいました。連日、36度まで上がる猛暑です。暑 さには慣れているつもりでも、やはり暑いものです。自宅ではなんとかエアコン も付けずに過ごしていましたが、無風になった時点でやはり耐えれませんね。 今日は少し気温が下がると聞いていますが、それでも、34度と予想されています 。まだしばらく、続きそうな感じです。 ところで、日曜日行われたサッカーのアジア杯をご覧になりましたか? 同点の ままPK戦にもつれ込み、サドンデスにて4-3で勝利したヨルダン戦です。 あんなことがあるものなのですね。久々に熱くなりました。 グランドコンディションが悪かったのもありますが、最初2回連続で外した時に は多くの人が諦めたのかもしれません。そういう私も「もうダメ」と思った1人 です。(笑) でも、もう後がなくなった4人目からは明らかに流れが変わりまし た。ファインセーブを上げる川口GKが目に見えないプレッシャーを相手チームに 与え始めたのです。何度も川口選手の顔がアップで放映されましたが、あのとき の集中力には凄いものを感じました。 最後は相手チームの7人目が川口選手のプレッシャーに負けて、自ら外してしま ったのですが、このような結果を誰が予想できたでしょうか? 「強く願えば、叶う」じゃないですが、「絶対に負けない」と自分に言い聞かせ ることが出来た方に、勝利は微笑むものなのですね。 この試合をライブで見ることができて、とても幸せでした。 ---------------------------------------------------------------------- ○新撰組と現代の組織論 ---------------------------------------------------------------------- 毎週、欠かさずNHKの「新撰組!」(大河ドラマ)を見ています。ご覧になられ ている方も多いことでしょう。現代風にかなりアレンジされた新撰組ではありま すが、学ぶところがとても多いのです。 先日放送された番組のタイトルは「永倉新八、反乱」でした。 有名な岡田屋事件、蛤御門の変にて大勝利を上げた新撰組でしたが、一つの大儀 のためとはいえ、いろいろな個人が集まった集団であったために、組織を安定さ せるのにはそれなりの苦労があったようです。 あらすじを簡単に言うと、これまでの功績が認められ、褒賞金頂くことになった が、この分配の方法について議論が分かれ、組織内に亀裂が入るといったストー リーです。土方歳三は組織をより強くするために平等分配ではなく、完全結果報 酬を主張します。明確なインセンティブを与え、個々の向上心を高めるというの が狙いでした。対して永倉新八は、「前線に出なかった志士たちには、褒賞金が 全く渡されないのは何故かと」問います。 確かに結果を残した人はまた新たに 頑張ろうと思うし、裏方を守った人は「これも立派な仕事だったのに..。」と思 うのは無理もないことです。 その後、原田左之助が人を助けるためにルールを破ってしまい、謹慎処分となっ たこと、新撰組を守るためとはいえ元仲間(芹沢鴨)を暗殺したことなどなど、 ますます、不信感を強めるという設定です。 140年ほど前の話ですが、現代の会社組織とシンクロしてくる話しですよね。 会社は個人の集まりですから、いつも仲良しではいられないのです。個人のモチ ベーションを高めるには実績主義にするべきだとは思いますが、それでは少なか らず不満を抱くものが出てくるものです。しかし、逆にいろいろな面で平等にし てしまうと、頑張る者が出てこないことになります。 この当たりが組織の難しいところです。 また、過度なルール作りは、不自由なことを理由にかなり不満が生まれるもので す。特に発言力が強い(仕事が出来る)者ほど、不満を言ってきます。確かに「 これだけ実績を残しているのだから、自由にさせてほしい」と思う気持ちは良く 分かるのですが、それでは組織が成り立ちません。 問題はその人・個人の問題ではなく、たった一人の軽率な行動を戒めなかったら 、他の人も引きずられてしまうことなのです。何故かしら、楽な方に、悪い方に 進むのが引きずられていくのが常なのです。個人単位で見ると誰の主張も間違っ ていないのに、全体を見るとあまり宜しくない方向に向かう現象が発生します。 集団の心理って本当に不思議なものです。 つまり、実力主義と明確なルール作りが組織には絶対に必要ということです。 話しは変わりますが、織田信長もよく現代の組織と対比される歴史上の人物です 。信長は短気で傲慢な武将として語られることが多いのですが、信長ほど近代組 織論を唱えた人もいないのかもしれません。略奪が当然だった世の中にあって、 武士に報酬を与えることで士気を高め、略奪等の勝手を厳しく罰した人です。 また、過去の功績ではなく、これから何が出来るかを見定めて役割を与えた人で もありました。それゆえに年齢や身分に関係なく頭角を現す武将が出てきたので す。 時代背景は違いますが、強い組織を作る方法を知っていたことになりますね。 ただ、新撰組にしても織田信長にしても、強靭な組織を作りましたが、作った組 織が短命だったことを考えると、長く繁栄を続ける必要がある会社組織には合わ ないのかもしれませんね。 しかし、「明確なインセンティブと自由が認められつつも厳しいルールが存在す る方が組織は伸びる」というのは確かですから、うまくそういった点を導入しつ つ、あるときは実力主義のみではない社員へのフォローがあれば、安定して伸び 行く会社になれるのかもしれません。言葉で言うほど簡単なものではないのです が..。(^^; そこが経営者の悩みどころですよね。 みなさんの会社ではいかなものでしょうか? こうやって歴史を見ていると、現代とシンクロして見えることがよくあります。 「歴史は繰り返す」のが事実であれば、歴史から学ぶことがある意味で最大の羅 針盤になるのかもしれません。 ---------------------------------------------------------------------- ○Grokkerで遊んでみる ---------------------------------------------------------------------- 少し前になりますが、「Google を超える新たな検索ツール」として話題になっ た、視覚を有効利用したアプリケーション「Grokker」という一風変わった検索 アプリケーションを試してみました。 Web検索といえば、Google等の検索エンジンをWebブラウザから利用するのが一般 的ですが、これはローカル検索アプリケーションという感じの少し違ったアプロ ーチなのですが、そのインターフェイスが面白いのです。 特徴は検索エンジンの検索結果をビジュアル化していること、検索キーワードに ヒットしたウェブページをリアルタイムでトピック別に分類してクラスター(細 分化)表示する点です。ですから、求める情報を一目で把握できるようになって います。 Grokkerは2002年10月に公開され、その斬新なユーザーインターフェイスとして 大いに注目されましたが、当時から最もメジャーだったサーチエンジンGoogleを サポートしていないことが、普及への大きな欠点となったみたいです。 現在のバージョン2.1では、プラグインによりGoogleへの対応がなされており、 また、表示アルゴリズムも大幅に改善されて Javaアプリケーションとして軽快 に動作します。 例えば「フルデジット」という文字列で検索を実行すると、リアルタイムに検索 結果を取得しながら、まず”フルデジット”という大きなカテゴリが作成され、 その中に”ログみる”や、”Fulldigit - Webインターフェイス制作会社 フルデ ジット”といったカテゴリが作成されていき、”フルデジット”というカテゴリ の中にどんどんいろんなサブカテゴリが作成されていきます。 また、カテゴリ内に占める割合によって、サブカテゴリの大きさが変わってきま す。サブカテゴリの中にはさらにサブカテゴリやアイテムが作成されていきます 。そしてサブカテゴリをクリックして選択すると、そのサブカテゴリが拡大され て表示されます。 1つ上(親)のカテゴリに戻る場合は、サブカテゴリの外側領域をクリックする と縮小表示されます。カテゴライズされるサマを見るだけでも面白く、操作して いても楽しく分かりやすい動きになっているのがわかります。 この面白い(斬新な?)インターフェイスを持ったのGrokkerは現在バージョン 2.1がWindows XP/2000とMac OS X 10.2.6以上で利用できます。 米Groxisにて30日試用可能なFree Trial版が公開されていますので、興味のある 方は一度試してみてはいかがでしょうか?(木寅) Grokker(米Groxis) http://www.groxis.com/service/grok/ ─────────────────────────────────── about FDNニュースレター ─────────────────────────────────── 発行元 : フルデジット Inc. http://www.fulldigit.net/ 発行責任者 : 矢野雄章 ---------------------------------------------------------------------- 購読登録・解除: http://www.fulldigit.net/newsletter/index.html ---------------------------------------------------------------------- 発行システム : PSPINC - NewsMAIL IV http://www.jp.newsmail2u.com ---------------------------------------------------------------------- FDNの過去のニュースレターは下記のサイトでご覧になることができます。 http://www.fulldigit.net/newsletter/index.html Email アドレスの変更は、解約後、再度ご登録ください。 許可なく、複製、複写、回覧を一応禁止としておきます。 と言いながらも知らせて頂ければ、OKです(^^; ─────────────────────────────────── |





