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<vol.61>観光と軍事の島 沖縄 プリント
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2004年09月21日<vol.61>           発行:フルデジット Inc.
今日の金沢の天気:曇り後ち雨 蒸し暑い一日になりそうです  最高気温30度
過去1週間の天気:秋雨前線が停滞したために、天候不順な日が続きました。
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本日は沖縄にいます。 相変わらずいい天気です。
皆さんには大変申し訳ないのですが、かなり遅い夏休みを頂いています。

本土の朝晩はもう涼しく感じるようになっていますが、沖縄の日中は思いっきり
夏です。絶えられないほどでもないのですが、やっぱり「夏!」といった感じで
しょうか。日差しが熱いとはまさにこのことです。ピリピリします。
北海道や北アルプスの山岳地帯がもう1週間もすると紅葉の最盛期を迎えること
を考えると、いかに縦に長い国なのかがわかります。日本は亜寒帯から亜熱帯の
気候を持つ国なのですね。

沖縄は一度行くと、また行きたくなるといろいろな人から聞きますが、私もその
1人で今回で2度目の沖縄です。沖縄は本当に日本らしくないというか、やっぱ
り琉球王国だったというか、人も文化もとっても変わっています。 なんだか、
とてもやさしいのです。時間もゆっくり流れているし..。
車もゆっくり..。 30km/hくらいで走っている車もいるので、追突しそうになり
ますが..。(^^; 

なんでもゆっくり時間が流れる沖縄は、心を柔らかくしてくれるところです。


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○観光と軍事の島 沖縄
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沖縄の産業は、観光と軍事関連産業と言われるほど、産業全体に対するウエイト
が高いようです。
日本本土ではなかなか見られないエメラルドグリーンの海を持ち、独自の文化を
育ててきた沖縄が観光県として成り立つのは十分に過ぎるほどの資源があると言
っていいでしょう。

沖縄空港に到着すると、最初に目に触れるのはレンタカー。
空港には、多くのレンタカーショップのワゴンが迎えに来ています。これは全国
どこの空港でも目にすることができますが、沖縄の場合は数が全く違います。 
観光客のどれくらいの数がレンタカーを使うかは定かでありませんが、感覚的に
は7割ぐらいの観光客は利用しているのではないでしょうか?
当然、私達も利用しました。

空港から移動を始めて一番驚くのは、どこもかしこも「わ」ナンバー(レンタカ
ー)だらけなのです。特に観光地付近になると、ほとんど「わ」ナンバーなので
す。こんなに「わ」ナンバーに遭遇するのは沖縄ならではなのでしょう。

それだけ需要の高い商売だけに、この業種もサービス合戦が熾烈に繰り広げられ
ています。
レンタル価格(付加サービスも含め)は本土のどこよりも安めですし、新しい車
種ばかりを使っているのも特徴かもしれません。 また、礼儀が正しい応対をし
てくれますし、時間も正確だし、なによりレンタルする車はエンジンをかけてエ
アコンを全開にしてお客さまの到着を待ってくれているのです。日差しの強い沖
縄ではとても有難いサービスですよね。(^^
そんなサービスどこにでもあるように思えますが、基本的サービスをきちんと
やっているのが素晴らしいと感じました。


さて、「わ」ナンバーの多さには驚きますが、「Y」ナンバーの多さにも驚かさ
れます。「Y」ナンバーとは米兵が乗った車ということです。
以前私も神奈川県に住んでいたことがあり、近くには座間や厚木、横須賀基地が
ありましたが、あまり米軍の存在を感じることがありませんでした。
でも、沖縄では違います。
基地の数が異常に多いと言うわけでもないのにとても多く感じるのは、沖縄本土
の面積や住民の数に対して、占める割合が高いのでしょう。本当に米兵の姿を良
く見ますし、米兵の乗った車(Yナンバーの車)もよく目にします。

たまたま、噂の嘉手納基地の横を通りましたが、その敷地面積には驚かされまし
た。羽田がすっぽり入りそうな広さなのです。(^^;
これをアメリカの領土として、主権を主張するのですから、変な話ですよね。 
日米地位協定の中で極東の重要拠点としてアメリカは沖縄を利用していますが、
だったら、もっと感謝の気持ちを持って沖縄を利用するべきだと思いました。
「Y」ナンバーが一般道を暴走している光景を目にすると、そんなことを感じざ
るを得ません。

ちょっと前になりますが、沖縄国際大学のヘリ墜落事故がありました。
沖縄タイムス、琉球新報などの地元新聞でも、いまだに普天間基地返還の問題が
大きく取り上げていました。
そんな記事の中にこんなことが書かれていました。

「沖縄国際大学のヘリ墜落事故の問題は、沖縄県民の尊厳を傷つけるような大き
な問題なのに、全国紙ではオリンピックの話題にかき消され、全く取り上げれら
れなくなった。」と..。

確かに沖縄では主権に関する重要な問題(国家レベルの問題)なのに、全国では
他のニュースが多すぎて、いつの間にか忘れ去られてしまう傾向にありますよね
。全国の人が「アメリカの対応は酷い」と感じるはずなのに、問題の先送りをさ
れ、いつの間にか世論が静まるのを政府は願っているのかもしれません。

また、宜野湾市長が5万5千人の署名を持って、米海兵隊基地司令官に即時飛行禁
止や即時返還を求めた記事も載っていましたが、それに対して米海兵隊基地司令
官は「私達も早く普天間を返還したい思っているが、代替施設が決まらないので
この状態が続いている。」と答えたそうです。

この状態は既にさじの投げ合いですね。(^^;
沖縄の尊厳を確保したいと願う県民、そうは言っても基地がないと生活できない
と考える県民、米軍の施設はアメリカ領土だと主張する国、アメリカの顔色を見
てしか行動できない国。
これらの問題が解決しないのはすべて利権が絡んでいるからでしょう。お互いが
立場の違うところで論議をしているといった感じでしょうか。
誰かが大きく行動しなければ、問題の先送りが出来ても根本的な解決は出来ない
のでしょうね。

とても魅力的な島 沖縄。 でも一方では経済特区にもなっている沖縄。
沖縄のアキレス腱は、経済の自立にあるような気がしました。
今の日本政府はアメリカの気持ちを逆なでないようにしか主権を主張できないわ
けですから、基地問題を含めて沖縄が変わるには、自らが軍事関連作業がなくて
も生きていく覚悟を持たないといけないのでしょうね。

日本は日米同盟がなくなっても自立して生きていけるのか?
沖縄は軍事関連産業がなくなっても生きていけるのか?

問題の本質は同じようです。
今ある恩恵を捨てる覚悟がなければ、新しいステージには立てないのでしょう。
幸いにして沖縄は大陸からの文化を昔から受け入れてきた地域ですし、現在でも
アジアに一番近い島でもあります。国内に目を向けるより、アジアに目を向ける
方が良いのではと、勝手に考えてしまいました。
世界に目を向けた台湾が、あれだけ発展したように..。


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○太陽とアクセスポイント
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サーバ内蔵型の無線アクセス・ポイントが発表されました。
無線アクセス・ポイントは皆さんもご存知かと思いますので新鮮味がないかもし
れません。
しかしこの商品は太陽の力を使うところが画期的なのです。
太陽光を2次電池に充電することで電源を確保するそうで1回充電すると3日~5日
間にわたって動作させることができるので多少の曇りでも問題はなさそうです。
最大4つの無線通信用モジュールを本体に差し込める構造で「無線LANモジュール
」、「IEEE802.16系モジュール」、「移動体通信システム」などが利用できため
通信インフラや電力インフラがまだ整備されていない田舎でも無線ネットワーク
を作り出すことができる。

すべてが無線になることで「どこでも設置できる」ことが魅力だと私は感じまし
たが皆さんはどう感じましたか?

電波で通信し太陽光で駆動するサーバ内蔵型の無線アクセス・ポイントは近い将
来発売されるようです。

ADSLも整備されていない地域に太陽の光が差し込むのも遠くない話のようです。
ただこの商品は発表されたばかりで価格設定は不明だそうです。



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