よく使うLinuxコマンド

lsof - ネットワーク管理でよく使うコマンド

待機ポートやプロセスで開かれているファイルを確認する

■よく使う形(例)

※待機ポートとプロセスを同時に確認する。

# lsof -i -n -P

COMMANDPIDUSERFDTYPEDEVICE SIZENODE NAME
inetd1544root4uIPv43507TCP *:25 (LISTEN)
netd1544root5uIPv43508TCP *:110 (LISTEN)
sshd1670root3uIPv63903TCP *:22 (LISTEN)
httpd4174nobody3uIPv4507168TCP *:80 (LISTEN)
httpd4174nobody4uIPv4507171TCP *:443 (LISTEN)
httpd4175nobody3uIPv4507168TCP *:80 (LISTEN)
httpd4175nobody4uIPv4507171TCP *:443 (LISTEN)
named4191named20uIPv4147837TCP 127.0.0.1:53 (LISTEN)
sshd9228root4uIPv6618082TCP 192.168.0.1:22->192.168.10.100:3908 (ESTABLISHED)

PSコマンドnetstatコマンドを使えば調べることができる情報ですが、待機ポートとプロセスを同時に調べるには便利なコマンド。 lsofコマンドはList Open Filesの略のことですが、その名のとおり、システム上で現在実行中ウンのプロセスによって開かれている全ファイルについて一覧化します。

debianですと最初からインストールされるコマンドではないので、apt-get install lsofなどでパッケージインストールする。

■主なオプション

オプション 機能説明
-i ネットワークソケットファイルを表示。
-n IPアドレスを表示(名前に変更しない。)
-P ポート番号を表示(サービス名に変更しない。)
その他、オプションは多数ありますが、専門のコマンドリファレンスやmanコマンド等でご確認下さい。