'08.02.27 SPAMメールを依頼する広告主にやっと罰則が..

先日、広告のSPAMメールを大量に送付した実行犯だけを逮捕しても、広告主は「直接お願いしたわけでない」と言ってしまえば、結局依頼者にはペナルティがないので、やぱりSPAMメールは減らないのでは?という記事 を書きました。

  現在の法律では広告主を罰することができないので広告主は増え続け、末端のSPAMメール発信者だけ逮捕されるといった、なんとももどかしい状態が続くことになります。

と思っていた矢先に、昨日の読売新聞で「迷惑メールの広告主に対しても最大で懲役1年、罰金200万円を科すことができる特定商取引法の改正案を国会に提出した」というニュースが流れていた。





素晴らしい~♪
ようやく国も動いてくれたというわけです。(^^


この法律にはあまり反対意見はないと思われるので、おそらく年内に施行されることになるでしょう。

そうなれば、こういった広告SPAMメールは一時的にでも数が減ることになります。なぜなら、この手の業者はビジネスとして広告しているわけで、摘発となってしまえば簡単に利益が飛んでしまうから...。
ビジネスだとそんなリスクは取りたくないというのが本音といったところでしょうね。(^^;

それよりも、またあの手この手で法律の抜け道を探したほうが楽? ということで、また新たな方法で広告を打ってくるでしょうけど...。


また、特定商取引法は海外からのSPAMと「人が不快に思う言葉連ねたメールを送る」愉快犯には全く効果がないので、SPAMメールの総数はそれほど減らないのかもしれません。
それでも、ほんの少しでも効果が出る法律は、とても有難いのですが..。