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Joomla! のインストール(1) プリント

手順の例はバージョン1.0.11JPです。
今はバージョン1.0.13JPをインストールしていますが、手順は全く変わりません。



Joomla! のインストール

(1)ファイルの展開
まずは、Joomla!をダウンロードします。

Joomla!じゃぱん
2007年1月12日時点の最新版は、1.0.11JP なのでこれをダウンロードします。
(追記:1.0.XX系の最終バージョンは、1.0.13JPです。)

ダウンロードしたファイルは、ZIPで圧縮されているだけなので、解答したすべてのファイルを公開サーバにアップロードする。

joomlaのインストーラーはとても親切で、インストールしたディレクトリ(URL)にアクセスするとインストール画面が表示されます。赤色のメッセー ジで「この設定を変更して」と書いてあるので、その通りに変更すれば、簡単にインストールができるようになっています。

(2)インストーラ画面の表示
まずはなにも考えず、Joomla!を展開したURLをブラウザでアクセスしてみます。

例えば、www.fulldigit.netのドキュメントルートにJoomla!を展開した場合は、下記のようにアクセスして下さい。

http://www.fulldigit.net/

 【注意】Joomla!を展開したディレクトリに既存のindex.htmlが存在した場合は、Webサーバの設定によっては index.htmlが優先して表示されてしまいます。そんな場合は、index.phpを明示的にアクセスして下さい。

  http://www.fulldigit.net/index.php


 最初に表示される画面

Joomlaインストール画面

(3)パーミッションの変更
下記ディレクトリをすべてchmod 707

administrator/backups
administrator/components
administrator/modules
administrator/templates
cache
components
images
images/banners
images/stories
language
mambots
mambots/content
mambots/editors
mambots/editors-xtd
mambots/search
mambots/system
media
modules   
templates

(4)付属の.htaccessの設置

PHPの設定については、Joomlaで提供されている.htaccessを使えば、ほとんどOK!

# mv htaccess.txt .htaccess


 .htaccessにリネームしたら、Internal Server Errorが出る場合がありますが、これは個別の.htaccessが利用できなくなっているだけなので、.htaccessが利用できるように設定を変更します。

# vi /etc/apache2/sites-available/default 
</Directory>
Options FollowSymLinks
AllowOverride None → All(変更)
<Directory/>

※makeインストールの場合は、/usr/local/apache2/conf/httpd.confの中を変更することになる。

 
また、mod_rewriteが取り込まれていなくてエラーが出ている場合は

 # a2enmod rewrite


 phpの設定変更に関しては、php.iniを直接触るのでもいいので、その場合は下記のファイルを修正します。

# vi /etc/php4/apache2/php.ini (apt-get でインストールしたphpの場合)
# vi /usr/local/lib/php.ini (makeでインストールしたphpの場合)

php.iniを修正したらapacheを再起動します。
# /etc/init.d/apache2 restart

 
(5)Core 設定

Joomla! RG_EMULATION 設定は `ON` になっているので `OFF` へ変更します。
互換性の為globals.phpファイルのデフォルトは`ON` になっています。

といった セキュリティチェックのメッセージが出ている場合は、Register Globals Emulation (RG_Emulation)を `OFF` にすることで安全になります。

OFF にするには、 ルートフォルダに存在する globals.php ファイルを次のように変更します。

   define( 'RG_EMULATION', 1 ); → define( 'RG_EMULATION', 0 );


 ここまで行なえば、もう一度チェックを行ないます。

Joomlaのインストール画面

onfiguration.phpが書き込み不可と表示されていますが、インストール前にconfiguration.php-distからリネームすると、インストール画面がエラーとなってしまいます。(バグ?)
なので、ここは放っておきます。(後でリネームします)

 joomlaインストール画面



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