目指すは地域密着のデータセンター
データセンターはこれまで大都市圏に集中していました。今でもその傾向はあまり変わりありませんよね。
それは回線環境もいいですし、集積することで管理も行いやすいから当然と言えば当然なのでしょう。

しかし、地方の企業でも東京や大阪のデータセンターを選ぶしかなかったのは、(実は)大変不便でした。 これは地方に住んでいるからこそ感じることですが、大多数の企業がやはり首都圏に集中しているため、地方の声が消されてきたのだと思います。

「ネットは全国どこでも繋がっているので、データセンターはどこにあっても大丈夫ですよ!」

これは先日、聞いたホスティングサービスを提供している業者の営業トークでしたが、半分は正解で、半分はやっぱり違うと思うのです。

何も問題が起こらないときは、どこにデータセン ターがあろうが問題はないのですが、ひとたび問題が発生すると、データセンターにすぐに駆けつけて対処できないと、すぐにサービスの低下や経済的な損失に つながってしまうのです。 私も何度かエライ目に会いました。
回線周りやルータの面倒はデータセンターのスタッフが見てくれますが、サーバの保守やサービスの保守は結局自社の責任で行うしかないのですよね。 これは本当に大変。 

お客様に提供しているサービスが長時間止まってしまうと、お詫びの電話で大変なことになってしまいます。

「うちはレンタルサーバだから大丈夫」と考えられている方、本当にサーバが止まったときの損失を計算したことがございますか?


止まることなんて考えたくないけど、正常に動いているときだからこそ考えてください。

サーバは単なる機械ですので、必ずトラブルが発生すると考えて間違いありません。 
最近はハードディスクや電源の耐久性も上がってきて、なかなか壊れないようになっ てきましたが、数十台のサーバを運用していますと、やはりハードウェア的に不具合が出るマシンがちらほらと出てきます。当データセンターでは、なんとか二 重化で被害を最小限にしていますが、やはり故障してしまうものなのです。

故障すると、いつでもドキッとします。
そんなときに感じるのです。 「二重化していてよかった」「バックアップしていてよかった」、そして「データセンターが近くてよかった」と...。

結局は故障した時の影響や損失を計算し、短時間で復旧できるデータセンターでサーバを預かってもらうかが、今後の企業リスクを減らす最大の処方となるのでしょうね。
そういう意味でお近くのデータセンターをご利用されることを強くお勧めしています。

フルデジットは金沢市近辺(石川県)でのホスティングサービスに特化していきたいと思っています。


先日、なぜだか北海道の企業様から問い合わせがありましたが、「お近くのデータセンターを利用されるのが、全体に御社にとっても、データセンターにとってもいい」と説明し、理解して頂きました。

まずはお近くのデータセンターからご検討下さい。
「うちの近くには、データセンターはない!」と言う企業様。 そんな場合は確かにどうしようもありませんので、当社でよければ、とりあえずお話だけでもお聞きしますよ。
お気軽にお問い合わせ下さい。